不安の取り扱い

 最近イライラすることが多い。自分の言動や自分がしてしまったこと(それをいいこととは考えていないこと)に関して、無性に腹が立ってやるせなくなる。

 

 こんな自己否定の感情を感じ続けてしまうと、不安をなくそうとばかり考える。そこで、ワーカホリックという言葉がよぎる。

 

 ワーカホリックとは、仕事に依存し、仕事を離れてしまうと落ち着かなくなってしまう状態を言いますが、その原因は仕事が忙しくてそれに対応しようという思いからだけではなく、忙しくしていないと困るという心理的な働きがそれを後押ししているということも見逃してはいけないのです。

避けているもの、あるいはワーカホリック タオに生きる

 

ワーカホリックは、不安をなくすために仕事をしているようなところがある。自分の責任を追及されたり、自分の失敗で周りに迷惑をかけてしまうのではないかと考えたりして、それを回避するために働く。仕事をする上で、不安はつきものだし、上手に付き合っていければいいのだが、あまりに不安にとらわれてしまうがために、不安のために仕事をし、そのために過度の緊張状態をつくりだしてしまう。

 

 自分の課題は、まさにその不安の取り扱いにある。不安のために行動していては、心身がもたないし、良い結果も得られない。元々緊張しやすい気質を持っていることもあるが、なんとかしたいものである。